#766 制作風景その4


canon EOS5D / EF50mm / ISO400 / 2017AUG

制作風景その4

縫製の出来を左右する重要な糸調子を調整する糸調子器ダイヤル。

平皿が二枚対になっており、ダイヤルを左右に回すことにより平皿の間を通る糸への圧力を調整するという仕組みになっています。構造はいたって単純ですが、この調整はなかなか難易度が高いのです。

そのため、布地の厚みや糸の番手、ミシン針との組み合わせによって、糸調子を逐一調整します。

このダイヤルは無段階で回るタイプなので、厚みがあり且つ糸が太い場合は時計回しで回しきれなくなるところまで回して糸圧を強くします。

縫製の前に試し縫いをしたり、設定をメモしておくことですぐ本作業に入れるようにしています。

黒色のマスキングテープでダイヤル手前のつまみを包んでいるのは、縫製物に汚れがつかないようにするためです。

年代ものの足踏みミシンで縫製するのは、まるでマニュアル車を運転するかのようです。

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