#782 切り取る練習


canon F-1n / FD50mm / FUJI記録用100 / 2015DEC

今日は所用で鹿児島中央駅週辺に行ってきたのですが、地方都市と言えども、ターミナルステーションは溢れんばかりの人。

そんな中、ベンチに座って談笑するおばちゃん二人、壁にもたれて連れを待っている人、ヘッドホンで音楽を聴きながら立っている人、下校時の学生、大きな荷物を抱えた人、雑誌を立ち読みする人、様々な人たちとすれ違いましたが、いいなと思ったシーンを脳内カメラでパシャパシャと切り取っていきました。

どんな風に切り取ったら、魅力的に、かっこよく、臨場感が生まれるか、記録的に写すのか、印象的に写すのか、画角はどれが最適か、などなどあれこれ考えながらツカツカと歩いていきました。

気持ちはまるでスナップの名手になった気分でした。

#781 機械たちも昼休み


canon EOS5D / EF24-105mm(50mm) / ISO200 / 2017SEP

ご用命頂いた出張撮影のため、可能な範囲でなるべく現地に赴き下見をするですが、輪郭がぼんやりとしている撮影イメージが徐々にはっきりと輪郭を帯びてくるので、下準備をすることの重要さを下見の度に実感します。

#768 制作風景その6


canon EOS5D / EF50mm /ISO400 / 2017AUG

制作風景その6

ネーム(屋号をプリントしたテープ)を縫い付ける作業は、かばん完成間近に行う作業です。

このネームも自作した版で一枚一枚プリントしています。

平面だった布地が立体になっていくその工程は毎回楽しくあり、と同時に、産みの苦しみも多少ありますが、このかばんをお求め下さったお客様に喜んで頂けるように、妥協せず丁寧な仕事を心がけています。

出来上がった時の達成感は一入です。

#767 制作風景その5


canon EOS5D / EF50mm / ISO400 / 2017AUG

制作風景その5

ミシンには縫製する状況に合わせて工夫が施された様々なアタッチメントが充実しています。

それらのどれもが先人たちの知恵と現場での工夫が集積されて生み出されたものばかり。

パイピング(布地の端を幅の細い布でくるむ)を効率よくかつきれいな仕上がりを生み出すために「ラッパ」と呼ばれるアタッチメントは、その呼び名の通り、ラッパに似た形をしているところからそう呼ばれるようになったそうです。

また、縫製するときに、布地を押さえ且つ縫い目を作っていく役目を果たす部分、写真の中央に写っているスキー板のような形状のパーツを「押さえ」というのですが、これの種類も数え切れないほどあります。

ファスナーを縫い付けるための専用の押さえもありますし、革などの滑りにくい素材をきれいに縫うための革用押さえ、ステッチ専用の押さえなど、効率と仕上がりを両立するための道具がたくさんあります。

先人たちの知恵と工夫に感謝です。

#766 制作風景その4


canon EOS5D / EF50mm / ISO400 / 2017AUG

制作風景その4

縫製の出来を左右する重要な糸調子を調整する糸調子器ダイヤル。

平皿が二枚対になっており、ダイヤルを左右に回すことにより平皿の間を通る糸への圧力を調整するという仕組みになっています。構造はいたって単純ですが、この調整はなかなか難易度が高いのです。

そのため、布地の厚みや糸の番手、ミシン針との組み合わせによって、糸調子を逐一調整します。

このダイヤルは無段階で回るタイプなので、厚みがあり且つ糸が太い場合は時計回しで回しきれなくなるところまで回して糸圧を強くします。

縫製の前に試し縫いをしたり、設定をメモしておくことですぐ本作業に入れるようにしています。

黒色のマスキングテープでダイヤル手前のつまみを包んでいるのは、縫製物に汚れがつかないようにするためです。

年代ものの足踏みミシンで縫製するのは、まるでマニュアル車を運転するかのようです。